学習塾費用:低所得世帯に無利子貸し付け 全国初…東京都
今日の朝刊には、学校裏サイトについての文部科学省の調査についての記事が並びました。私は、まだ、この現物を見ていません。そこからは、どんなことが浮かび上がってくるのでしょうか。
そして夕刊には、次の記事です。
学習塾費用:低所得世帯に無利子貸し付け 全国初…東京都(毎日新聞)東京都は中高生が受験のために通う学習塾費用を、低所得者世帯に無利子で貸し付ける制度を始める。保護者の経済力によって生じる恐れのある教育格差の防止を目指す全国初の取り組み。8月にも受け付けを開始する。
都によると、通塾費は中学3年に年間上限15万円、高校3年に同20万円を無利子で貸し付ける計画。大学や専門学校受験料も対象とし、区市町村の相談窓口で申請を受け付ける。高校や大学の合格を条件に返済を免除することも検討している。…
高校進学を見たとき、塾に行っていたかどうかで、進学の結果は明らかにちがうという統計が存在します。そのために、すでに東京では、区の段階で、塾に行く費用を、低所得世帯に助成する制度をつくっているところも存在します。進学という問題が格差と貧困の固定化と再生産に直結する以上、その福祉的な対策として、今回、都が打ち出した制度は十分、ありうるし、意味があると思います。それだけ、進学・就学と貧困の問題は深刻だということなのです。
ただ、それは現状への現実的な対策としての重要性であって、本来の教育のあり方からすれば、正当なものとはいえないのではないでしょうか。なぜ、低学力への対策が学校でできないのかというのは、根源的な問いかけです。同時に、高校入試というものが、なぜ、これだけ、競争的でなければならないのでしょうか。しかも、高校の学費、教育費など就学にかかわる費用が、どうしてこう高額で、十分な助成制度がないのでしょうか。
本来、あるべき姿も、もっと議論がつくされなければならないと思います。
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