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2008/04/24

光母子殺害事件で感じること

 高裁の判決は、ボクのなかで、やはりすっきりしないでいる。そこで、弁護団はいったいどういう主張をしているのかと思って、彼らの主張の書いた本を手にいれて読み始めた。考えてみれば、報道では、判決が「荒唐無稽」という、ドラエモンうんぬんということばかりが強調されていて、弁護団の中心的な論点は、必ずしも、よく紹介されているわけではない。そういう意味では、この事件が公正に報道されてきたわけではなかったことは、否定できないと思う。

 そして、この事件の最初の段階では、大きく事実が争われたわけではなかったので、事実認定ということについてどんな争点があったのかということも、あまり報道されることもなかった。そして、途中から、被害者の救済という論点ばかり光があたって(もちろん、この点そのものは十分な議論が必要な点であるのだとは思うけれど)、この「事実」にかかわっては、メディアにおいて十分検証されたとは思えない。
 少なくとも、弁護団が主張する「事実」は、読んでいて、ボクには、そんなに「荒唐無稽」とは思えなかった。少なくとも、冷静に確認すべき論点は多くにあるようにも思えるが…。

 ボクには何が「事実」かは、よくわからない。正直言って、弁護団の主張も、どこまで「事実」に接近しているかということもよくわからない。その主張に、ある意味の意図なるものがあるのだろうか? でも、少なくとも、裁判において、この「事実」が軽視されてしまえば、それは重大な問題だというほかない。まだ、その判断をボクはできないけれども、本当に、弁護団が提示した問題について、判決がこたえているのかについてもボクのなかでは疑問が残っている。

 ことは、日本の刑法や少年法の骨格にかかわる問題にまでなってしまっている。ひたすら、割り切れない思い、疑問だけが大きくなっていく。うーん…。

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