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2008/03/06

軍法会議って…

 昨年、岩国でおこった暴行事件で、今日、次のようなニュースが流れた。

集団暴行4米兵を軍法会議へ(中日新聞)

 米海兵隊岩国基地(岩国市)の米兵4人が昨年10月、広島市内の女性=当時(19)=に集団で暴行したとされる事件で、在日米軍は5日までに、4人を軍法会議にかけることを決めた。軍法会議は岩国基地内の法廷で開かれ、報道関係者らに公開される見通し。岩国基地報道部によると、4人の所属する部隊司令官が今月3日、予備審問中に提出された証拠を再検証し、作成した捜査指揮官の報告書を基に、軍法会議を招集することを決定したという。「日程などの詳細は決まっていない」としている。…

 実は、この事件は、日本の司法では、不起訴となっている。日本でおこった事件なのであるが、日本では裁かれず、アメリカの法律?で裁かれるというわけである。米軍が、兵士の犯罪を裁くことそのものについては、異論があるはずはないけれども、事件の経過をみれば、ここにも日本における米軍犯罪の扱われ方というものを垣間見てしまう。

 軍法会議と言えば、石破さんが、「あたご」の事件をめぐって、物議をよびおこすべき!発言をしている。ただ、なぜかこれは、あまりメディアではとりあげられていない。それは、先日の、朝ズバ!で、海上自衛隊や防衛省の隠ぺい体質、情報のチグハグ、情報の遅れ問題が、司会者、コメンテーターから追及されていたときに、「このような、海上自衛隊の情報の遅れは、防衛省内部に海上自衛隊を強制的に捜査する、軍法会議のようなものがないからだ」という趣旨の発言をしているのだ。いわば、軍隊の犯罪は、軍で裁くべきであるということにほかならない。
 いうまでもなく、日本国憲法は軍法裁判を認めてはいない。が、自民党の憲法草案には、この軍法裁判の創設が盛り込まれているのだ。これは軍の機密、軍の論理によって、軍の特権を認めるということにほかならない。そもそも、一般の刑法犯罪を、軍法会議で、裁くことそのものに内包する問題はよく見る必要がある。軍はすでに、基本的人権を直接侵害しかねないほど、国民生活のなかに張り出してきているというわけなのでもある。

 ちょっと、この軍法会議という問題についても、さまざまな議論の到達点に関心をもった次第である。

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