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2008/03/02

激流中国 上海から先生がやってきた~貧困の村で~

080302_a 今日は、朝から、防災訓練の打ち合わせの会議だった。なかなかゆっくり眠れる時間はとれないものだ。1時間半ほどの会議のあと、職場に向かう。たまった(遅れている)仕事を何とか、進ます。予定より一日遅れぐらいまでのところまで来た。なぜか、今日は、職場には人がいっぱいいた。
 夜、帰宅後、家事をすませ、NHKスペシャルで「激流中国 上海から先生がやってきた~貧困の村で~」を見る。

 経済成長のかげで、およそ6000万人の貧困人口を抱える中国農村部。貧しさの原因とは何なのか。彼らを救う手だてはあるのか。貧困地区を助けようと都会からやってきた若者たちの苦闘と農村の現実を半年間にわたって取材した。  これまでに10万人が参加したという都会の若者が貧困を助ける支援プロジェクト。今年、黄土高原の最貧困地域、寧夏回族自治区西吉県に13人の若者が派遣された。メンバーの一人、上海の名門、復旦大学に通う梁佩思(りょうはいし)さん(22)は、外資系企業からの就職の誘いを断り、貧しい農村の高校で一年間のボランティア教師となることを決意した。  しかし、苦労知らずの都会暮らしの梁さんを、想像を絶する日々が待ち受けていた。零下15度に冷え込む厳しい自然。具のない饅頭だけが、毎朝毎晩続く食事。あたりには故郷を捨てて移住した農家の跡が点在していた。 それでも子どもたちは、貧しさから抜け出すために、一心不乱に進学を目指す。梁さんは、生徒たちの家に通い、親身になって相談に乗り始めた。しかし、親の病気を治すにも借金が必要で、返済のために子どもは進学の道を断たれる悪循環。非情な経済の論理が急速に農村を蝕んでいる実態に、途方に暮れるばかりだった。…

 このNHKスペシャルのシリーズは、わりあいと、ボクらの知らない中国社会の顔を見せてくれる。今日のを見ても、単純に、簡単に、中国の社会について、断定的なものを言えないなあとつくずく思う。そのぐらい、この国の社会には、すごさと分厚いさまざまな顔がある。単純に、民主主義がないだとか、遅れているだとか、それはそれであたっているのだろうけれど、やはり一つの顔なのだと。もちろん、その裏には、中国の経てきている、ぶあつ歴史がある。
 ボクらが、いろいろ中国について語るとき、もっと中国を知らなければならないことが多いなあと。もちろん、十分な情報があるのかだとか、いろいろな問題があるけれど、でも、一方で、ほんとうは明らかにされている情報でも、ボクらが十分注目していないような(たとえば今日のドキュメントのような)情報は、少なくないはずだ。そんなことを感じさせてくれた今日のスペシャルである。

 PS ボクらの若いころ、学生のボランティアだとか、セツルメントだとか、地域実践系のサークルが、確実に社会の民主的な運動の担い手をつくる通路になっていた。よく、いまの中国社会を、日本の高度成長の時代と比する議論があるけれど、そう考えると国家の規模で、そういう社会の担い手づくりがおこなわれているとも言えるのだろうか。ただ、その発想や、規模もすごいなあとつくづく感じた。それが理想の社会建設の姿かどうかは別として、そこで作られる力もとてつもなく大きいものでもある。いった、中国ってどういう社会なのという問いに対する答えは難しいけれど、やはり、なかなかすごい社会である。

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