軍隊というものとどうつきあうのか
国会は空転し、政治の世界は少しおとなしい状況?ですが、国会の外では、とくに軍事にかかわっていろいろなことが起きています。
知事「綱紀粛正に疑念」/米軍事件続発(沖縄タイムス)外出禁止措置が続く中、米空軍嘉手納基地所属の上等兵が基地外に出て、沖縄市の県建設業協会中部支部のガラス戸を割り侵入した事件で、仲井真弘多知事は三日午前、「日米両政府や米軍が再発防止策を検討している最中、相次ぐ事件の発生は米軍の取り組みに疑念を抱かせる。綱紀粛正が徹底されていないと言わざるを得ず、極めて遺憾」とのコメントを発表した。米軍に対し、「あらためて隊員一人一人に至るまで、より一層の綱紀粛正を徹底し、事件・事故の再発防止に万全を期すよう強く求める」としている。…
ほんとうにどういうことなのでしょうか。今日、少し、地位協定関連の本を読んでいて、あらためて日米地位協定そのものと、その運用!の異常さを痛感しました。大事なことは、沖縄では米軍に対しては、日本の法律が適用されなければ、アメリカの法律も適用されない無法状態にあるということなのかもしれません。そのもとでも、米軍と米兵の意識についてはよく考える必要があります。
護衛艦、また接触事故=けが人なし、ベトナムで貨物船に-海自(時事通信)3日午後零時23分(日本時間)ごろ、外洋練習航海でベトナムのホーチミン港に入ろうとした海上自衛隊の護衛艦「はまゆき」(久保健昭艦長)が、岸壁に停泊中のカンボジア船籍の貨物船「MASAN」に接触した。けが人はなく、はまゆきの艦尾部分がへこみ、旗ざおが曲がったが、貨物船は塗装がはがれた程度だった。…
とまっている船に衝突するなんて、まるでわが家の長男の運転みたいです(爆)。
いずれにしろ、政治が軍隊とどうつき合うのか、どう統制するのかが問われているのです。
防衛省を抜本見直し 政府の改革会議(中日新聞)政府は3日夕、防衛省や自衛隊の在り方を検討する「防衛省改革に関する有識者会議」(座長・南直哉東京電力顧問)の会合を福田康夫首相も出席して官邸で開き、イージス艦衝突事故を踏まえて組織や情報連絡体制を抜本的に見直していくことで一致した。
…会議では石破茂防衛相が「1人にミスがあってもカバーできる体制で、なぜ事故が起きたのかを考えなければいけない。国民への説明という点でも問題があった」と指摘。防衛相を補佐する防衛参事官制度の見直しや、艦船乗組員に過度な負担がかかっていないかどうか検証する必要性を強調した。
そのときにボクは、この石破さんの考え方には、驚かされます。背広が制服を統制できないのだから、私が統制すると言っているようなものだからです。軍隊の大好きな石破さんに、自衛隊は俺の言うことを聞けと主張されても、困るのです。
もともと、軍事は、政治の一つの手段として作られたと言っていい側面があると思います。法秩序によって、外交をとりしきろうとしたとき、軍事的な外交は、その破綻というか限界の結果でもあるわけですから、実は、根本的に矛盾するという面をもちます。そのうえの知恵として、国連憲章やさらには日本国憲法があるわけです。軍隊に政治が向き合おうとするとき、その知恵の活用が求められるのではないでしょうか。そのことを欠落させた石破流の発想ではどうも困ります。
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