揺れる海上自衛隊~検証・イージス艦事故~
ほめたばかりのNHKを今度はけなします。クローズアップ現代です。今日は、イージス艦あたごの事件をとりあげていました。今日はあたごと同型のイージス艦「あしがら」の引き渡し式が行われた。このあしがらも1年間の訓練にでる。とにかく、海自最先端の護衛艦である。
世界最新鋭を誇るイージス艦あたごと漁船が衝突、漁船が大破し2人が行方不明になった事故。海上保安庁による取り調べから、関係者が「ありえない」と口をそろえるずさんな操艦の一端が明らかになってきた。また今回の事故や相次ぐ不祥事の背景には、インド洋への艦船派遣やミサイル防衛など、任務の負担が激増し、組織全体が疲弊、防衛を担う現場で異変が起きている実態も浮かび上がってきた。一方、当初、漁船側に責任転嫁するかのような防衛省の説明に怒りを露わにした漁協の仲間たち。自らの手で事故の検証を進め、巨大組織に毅然と対峙した。まもなく事故から1か月。なぜこのような衝突事故が起きたのか。その原因と背景に迫る。
イージス艦は、一定の段階で、漁船団の存在に気がついていた。が、ミスのために回避行動をとらなかったという分析です。ただ、そのさい、この番組で一定の段階で言っているのは、当直士官の交替後を問題にしています。ボクはここに疑問をもっています。交替前は航海長が当直士官でしょう。そんなことがありうるのか?
回避行動をとらなかったのはミスのためか?「任務の負担が激増し、組織全体が疲弊」という。ある意味はあたっているが、自衛隊の変化は、たたかう軍隊への変化である。アメリカと共同演習を重ねる部隊が、はたしてこうしたミスをおかすのか? 「なだしお」の事故の本を読んでいて、今度の「あたご」が回避行動をとらなかったのは、むしろ、もっと確信的な判断があったのではないのかとの疑念をもつ。
結局NHKのこのクローズアップ現代の分析であるかぎり、防衛省改革こそが必要だということになってしまう。その改革の正体は、よりたたかう軍隊づくりになってはしまいか。防衛省からもたらされる情報によって、番組をくみたててしまえば、結局、こうなってしまうのか。ここの取材では、いい視点もあるのに…。ちょっと、腹立たしい内容の番組と感じてしまった。
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