ドラマ 東京大空襲 第一夜
仕事の遅れを取り返す1日。まあ、それでも3つほどの仕事しかすすまなかったんだけれど。春を感じさせる1日。今日はコートを着なかった。
8時半ごろまで仕事をして、それから帰宅。このドラマは、後半だけ見ることができた。
評価は、もしかしたらわかれるかもしれない。ただ、誠実に、ていねいに、つくろうとした意欲は共感できる。全編の今日は、言問橋の惨劇に向かう人たちを丁寧にえがく。最近の、ドラマは、登場人物の気持ちだとか、狭い人間関係を軸に物語を構成する。このドラマも例外ではない。一方で、実際の、大空襲のその日を描くわけだから、どうしても、その時代や人間の背景を描くことが不足する。リアリティという点で不満が生じる。若い役者の熱演も、その点では、もう1つか。熱演だとは思うけれど、存在感のある役者がほしかった。
ただ、当日、惨劇のなかにいた人の、日常の気持ちみたいなものは切なく伝わってくる。親として、夫・妻として、恋人として、仕事をする人として。ただ、その感情も、どうしても抽象的な感じもする。前篇はとりあえず、そんな感想をもった。
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私なぜか二人の母親が居ますが、その二人とも3月10日の大空襲で焼け出されています。子どもの頃この時期よく話を聞かされました。早稲田と目白なので、家族に犠牲者は出なかったようですが、かなり遠くまで逃げたみたいです。
投稿: まいてぃ | 2008/03/18 07:26