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2008/03/17

AWAKE AND SING !

 先週の金曜日、たまたまテレビをつけたら、この「AWAKE AND SING !」をやっていたので、何となくみはじめて、結局、最後まで見てしまった。

 1930年代のアメリカ大恐慌。舞台は、ニューヨーク市ブロンクスにあるユダヤ人のバーガー家。一家の家長、父(マイロン)は、若き日の思い出に浸っては今の自分を憂いている気弱な男。母(ベッシー)は、息子(ラルフ)や娘(へニー)に口うるさい。ベッシーは、家庭の品位と威信をかけて、ラルフの恋人の電話を盗聴したり、ヘニーを無垢な外国人(サム)に押しつけたりしている。戦争で片足を奪われた友人(モウ)は、へニーに惚れ込んでいる。祖父(ジェイコブ)は、カルーソーの「夢の国」を説きながら社会主義変革を夢見ている。そして主人公のラルフは、真面目でロマンチストであるがゆえ、自分の現状に苛立っている。そんなバーガー家にも徐々に大恐慌の波は、打ち寄せてくる・・・。不況下のアメリカで意味のある人生を求めて苦闘する家族を描く。

 ストーリーも、1930年代のアメリカ社会の拝金主義を批判的な目で描く、オーソドックスなもの。舞台も、さすが文学座と言えるような、オーソドックス、古典的な演出。現代劇を見なれた人には、やや退屈なものでもあろうが。主演の寺田路恵はさすがに存在感がある。小さなテレビで見たので余計に、気持ちが入っていかなかったというのが感想だろうか。

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