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2008/02/19

イージス艦、漁船と衝突 父子2人が不明

 沖縄の海兵隊の事件がおきたと思うと、今度は、自衛隊のイージス艦です。いまから20年前の「なだしお」事件を、思わず思い出さざるを得ない事件ですが、軍隊というものは、人の「命」や人権ということについて、どうも教訓を学ぶことができないような気がします。

イージス艦、漁船と衝突 父子2人が不明(中日新聞)

 第3管区海上保安本部(横浜市)などに入った連絡によると、19日午前4時7分ごろ、千葉県南房総市の野島崎の南南西約40キロの太平洋上で、海上自衛隊第3護衛隊群(京都府舞鶴市)所属のイージス艦「あたご」(艦長・船渡健一等海佐、7、700トン)が、マグロ漁に向かっていた千葉県勝浦市の新勝浦市漁協所属のマグロはえ縄漁船「清徳丸(せいとくまる)」(7・3トン)に衝突した。
 清徳丸は、船首と船尾が分断された状態で2つに割れて海上に浮かび、乗っていた船長の吉清(きちせい)治夫さん(58)と、息子の哲大(てつひろ)さん(23)=ともに勝浦市川津=の2人が行方不明になった。3管本部の巡視船や航空機、海自護衛艦などが捜索を続けている。これまでに船首と船尾は見つかったが、操舵(そうだ)室部分が見つからず、海底に沈んだとみられる。…

 何やら、イージス艦の側のミスというような感じが、テレビの報道からは見え隠れします。軍事力優先ということがここまできているとは考えたくはありませんが。ただ、石破防衛大臣に報告があったのが、1時間半後。危機管理の問題というよりシビリアンコントロールの問題といえるかもしれませんね。何よりも真相を明らかにすることが先決です。

 「あたご」と言えば、護衛艦のなかでも最先端の艦船です。世界標準で言えば、重巡洋艦というものにあたります。かつては、「大砲を装備し戦艦より小さく駆逐艦より大きい高速な軍艦」と定義されていたそうです。現在の海上自衛隊を象徴する船といえ、昨年、竣工したDDH16が、「ひゅうが」という名前で、戦前の航空戦艦の名をつけたように、「長門」という主力戦艦の名前をつける話もあったそうです。そのぐらい、海上自衛隊の威信をかけた艦船なのです。

 巨大化近代軍艦がふみつぶした小さな漁船。そこには1つの構図が浮かび上がってくるようにも思えてきますが。

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