倖田來未発言をめぐって…
テレビでも職場でも、倖田來未の例の発言についての謝罪会見が話題です。エリカ様の発言に弁護を試みたように、職場でちょっと弁護を試みたけれど、見事に粉砕された(笑い)。まあ、彼女の発言は、ちょっと弁解が困難なほど、ひどい発言だったことは否定のしようがない。みごとなほど、無知と人間として未成熟さを表した発言だった。
ただ誤解を恐れずに言えば、「しょせん」25歳の女の子の発言だ。その発言を垂れ流したメディアの責任は、まぬがれないが、しかし、未熟な女性の発言である。きっと、彼女がその発言の重みや痛みというのを理解するのは、もっと時間もかかるだろうし、経験も必要なのだと思う。
ボクが気になるのは、ことさらワイドショーなどで、この問題をとりあげることのほうにある。考えてみれば、政治家をはじめ、権力にかかわるような人によるこの種の人権をふみにじるような発言は枚挙にいとまわない。その発言を撤回したり、反省したりするケースはほとんどない。メディアの追及も、その人が権力から降りることが明確になってからにすぎないし、役職をやめる場合も、たいていは、政治を混乱させた責任をとってという言い方にすぎないのだ。そして、しばらくすると、ケロッとしてメディアの前に顔を出す。その発言について、くり返しメディアが追及することはない。
タレントについては激しい追及があっても、権力者にはそれがない。それはしかたがないのだというような目で、メディアの報道になれてしまうこと。そのことほど、恐ろしいことはないということを何となく感じてしまうのだけれど。
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