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2008/02/10

闘うリハビリ 第1回 あなたはここまで再生できる

080210_a リハビリテーションという問題は、今後の社会にとってとても大事な問題だと思う。しかし、日本では、この問題を、機能回復訓練というぐらいの受けとめしかされていなくて、少しもどかしく感じていた。この番組は、そのリハビリの医療技術の面での最先端をおう。

 いま、リハビリテーションは急速に進化しつつある。

 研究現場では、脳科学や神経生理学、画像診断の発達によって、これまで目に見えなかったリハビリの効果が次々と実証されている。
 大阪市の森之宮病院のリハビリチームは、訓練をしている患者の脳内を、リアルタイムで観察できる最新鋭の画像撮影機器を導入。手や足を動かすことによって、脳内がどのように変化するかを踏まえながらのリハビリが行なわれている。
 リハビリは、これまで、身体の運動機能を回復させるものだと捉えられてきたが、実は、リハビリが、損傷した脳内の回路を再構築したり、脳に再学習を促していることが解明されたのだ。さらに、アメリカでは、昨年11月、国立衛生研究所(NIH)が主導した大規模なリハビリの研究結果が発表された。脳をターゲットとした新しいリハビリ法によって、これまで難しいとされていた、発症から時間がたった患者でも回復できることが明らかになってきている。
 最先端の研究・治療現場からドキュメントする。

 子どもの脳の回復という問題については、早くから注目をされていたし、文献を読んだり、番組を見たことはある。が成人の分野で、脳の「再生」とも言える、損傷した脳の再構築などのとりくみがすすんでいるのかということには、正直驚きの連続だった。専門家や、この分野にかかわる人にとっては、非常に刺激に満ちた番組だったのではないのだろうか。

 リハビリの核心は、当事者の社会復帰(社会参加の回復)にあると言ってもいいとは思う。それだけに、このとりくみの一方で、医療が崩壊し、その前提となるような条件が非常に弱くなっていることが番組を見ていて、よけいに気になった。はたして医療から排除される人々の増加をどう考えるのか。
 「権利としてのリハビリテーション」そんな視点から、もっとこの問題が議論されていいのだろうと思った。

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» ◆NHK/闘うリハビリ/あなたはここまで再生できる〜脳がもつ可能性/早期リハビリ 常識への挑戦 [てらまち・ねっと]
 10日、11日とNHKの夜の番組を見逃すまじ、と待った。  予告どおりの衝撃。同時に人間や医療に対する感動でもあった。  人間の脳は生命・生物としてもすごい。  その再生力に期待することは素晴らしいこと。  第1回目の番組の再放送は昨夜、 第2回目の番組の再放送は今晩の深夜。    NHKでは来週も面白い視点の番組がある。  アメリカの大統領選を格差社会からとらえるという。  大統領選について、民放の各テレビの報道における2週間前あたりからの明らかな傾向として、「もう民主党の結論は見えている... [続きを読む]

受信: 2008/02/16 01:19

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