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2008/01/24

京都議定書を否定するのですか?

 今日、GAKUさんから教えてもらったのだけど、ことしのダボス会議での福田さんの演説ないようが、きまったそうだ。

ダボス会議 首相演説案固まる(NHKニュース)

 福田総理大臣が今月26日に「ダボス会議」で行う演説の案が固まり、地球温暖化対策として、温室効果ガスの排出を削減するため、「国別総量目標を掲げて取り組む」として国内の部門別の削減目標を積み上げる方式を提案することにしています。

 まあ、積み上げ方式という、できることからやっていこうという消極的態度そのものが、事態の認識からかなりずれているとは思うけれど、もう1つ驚くのが、京都議定書に続く新たな枠組み作りに向けて、「主要経済国とともに、温室効果ガスの排出削減に国別の総量目標を掲げて取り組む」とアピールしていながら、この総量目標については、国内の部門別の削減目標を積み上げた結果とする「積み上げ方式」を提案するとともに、京都議定書では1990年となっている、削減の基準となる年を見直すべきだとしている点。国会の議論では、京都議定書の目標達成に向けたとりくみをすすめるとはいっているけれど、どうもこの90年基準を否定しようという本音が見えてしまう。

 先日の、サンプロでエコノミストが、露骨に、京都議定書はまちがいだったと言っていた。日本は、それまで省エネに努めていたから、出発点が不公平だというのだ。第一、策定から10年もたってこの議論は誰も受け入れないと思うけれど、同時に、この10年間、日本は何をしてきたかをよく見つめる必要がある。代替エネルギーの研究開発からひたすら撤退してきたのは、どこなのか。昨日、紹介した、同友会の提言にも、次の文言がある。「1990 年という基準年の設定は、90 年代に石炭から天然ガスへのエネルギー転換が進んだイギリスや、1990 年に東西統一したドイツに有利に働いたと考えられる」。おいおい、この都合のいい数字だけをとってきて、それですべてを説明しようと言う論理は、どこかでだれかが使っている論理ではないのか。
 恥知らずの、子どもじみた論理だけれど、だから日本は「化石」と言われることをなぜ、政府も財界も自覚しないのだろうか。できれば彼にはダボスに行くことを遠慮していただきたい。この分野でも日本はいよいよ孤立するのだろうか。財界も、ここままでは、より日本バッシングが強まることをもう少し自覚した方が懸命ではないのか。

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