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2008/01/08

薬害肝炎救済法案が衆院通過 週内成立の見通し

 薬害肝炎問題の解決に、大きな一歩がしるされた。

薬害肝炎救済法案が衆院通過 週内成立の見通し(中日新聞)

 薬害肝炎訴訟をめぐり、患者全員を一律救済するための「薬害肝炎被害者救済特別措置法案」が8日午後の衆院本会議で全会一致で可決、衆院を通過した。参院でも近く審議が始まり、週内に成立する見通しだ。
 これを受けて原告・弁護団は和解に関する基本合意書を15日にも政府と締結し、全国で係争中の訴訟について一斉に和解手続きに入る方針。
 …救済法案は、国と製薬企業が訴訟の対象となった血液製剤フィブリノゲンと第九因子製剤の投与によるC型肝炎ウイルス感染者に対して、肝硬変・肝がん(死亡を含む)4000万円、慢性肝炎2000万円、未発症者1200万円の給付金を支払う内容。
 国の責任に関して、前文で「甚大な被害が生じ、被害の拡大を防止し得なかったことについての責任」を認めると明記した。

 今日の新聞の報道を見ると、今回の法案には問題が多いんだというのが目立った。もちろん、カルテの存在しない人の救済の問題や、予防注射による肝炎感染の問題、血友病患者の投薬による感染の問題など、この肝炎の問題は根が深い。しかし、一律救済という理念を掲げ、少なくともあるレベルでは線引きを許さなかったたたかいの結果の今回の法案は、少なくとも全面解決への大きな土台となったことは、評価すべき点だろうと思う。その結果を切り開いた原告たちのたたかいからが、学ぶべきことは少なくない。
 やたら、被害者のなかに分断を持ち込むような悪意を、いくつかの新聞の報道から感じたのは、たぶん私だけではないと思う。もちろん全面解決への政治の責任は思う。それは、政治こそが負うべき問題だと思う。

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