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2008/01/01

元旦社説2008

 帰省先にいるので新年の社説を丁寧にみることができない。ネットで社説を調べ、ざっと眺める。産経と北海道がまだアップされていない。

【朝日】平成20年の意味―歴史に刻む総選挙の年に
【読売】多極化世界への変動に備えよ 外交力に必要な国内体制の再構築
【毎日】08年を考える 責任感を取り戻そう
【日経】国益と地球益を満たす制度設計を
【産経】
【東京】年のはじめに考える 『反貧困』に希望が見える
【北海道】
【中国】都市づくり 拠点機能分かち合おう
【沖縄】[将来像]開発主義を見直したい

 今年の社説の特徴は、社会を激動期とみ、混沌のなかで新しい一歩をさくろうとしているということだろうか。読売は、アメリカの一極支配から多極化へのなかで外交力を問い、朝日は、まず総選挙をと訴える。日経は環境問題をあいかわらず経済との調和のなかでの打開の方向を主張し、毎日は、「公」の復権を訴える。毎日の観念的な主張と対照的なのが東京の『反貧困』に希望が見えるという主張。たたかいと連帯にこそ、日本の未来への希望という。

 さて、昨年の社説は

【朝日】武士道をどう生かす 2006謹賀新年
【読売】「人口減少時代へ国家的対応を 市場原理主義への歯止めも必要だ」
【毎日】ポストXの06年 壮大な破壊後の展望が大事
【日経】人口減に克つ(1)成長力を高め魅力ある日本を創ろう
【産経】主張新たに始まる未知の世界 アジア戦略の根幹は日米同盟
【東京】年のはじめに考える 日本の出番なのに…
【北海道】変化の時代の道しるべ*1*「包容社会」を分権で築く
【中国】みんな「つながり」合おう
【沖縄】[06年を迎えて]正念場の米軍再編問題

 さらに一昨年の社説は

【朝日】戦後ニッポンを侮るな 憲法60年の年明けに
【読売】「タブーなき安全保障論議を 集団的自衛権『行使』を決断せよ」
【毎日】「世界一」を増やそう 挑戦に必要な暮らしの安全
【日経】開放なくして成長なし(1) 懐深く志高いグローバル国家に
【産経】凜とした日本人忘れまい 家族の絆の大切さ再認識を
【東京】年のはじめに考える 新しい人間中心主義
【北海道】何を変え 何を守るか*1*「国とは」を問い直すとき
【中国】自立する地方へ もっと「分権」、住民の「自治」を
【沖縄】[新年を迎えて]「共生」を見つめ直そう

 新聞の社説もかなりさまがわりであることは事実なようだ。

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