« ひきこもりたい… | トップページ | OECDの勧告 »

2008/01/26

寄り添うこと・育てること

 午前中、「学びをつくる会」の集会に行ってきました。山崎隆夫先生の講演を聞くためにです。山崎先生には、2度ほど仕事でお世話になったり、私の住む地域に講演に来ていただいたり、いろいろお世話になっている、私の尊敬する小学校の先生です。「共感と希望を拓く学び」というサブタイトルがついた講演で、山崎先生は、これまでの子ども観ではとらえきれないような、さまざまな困難や危機を背負う子どもたちとの出会い、そして教師としての試行錯誤の連続、学びや生活のなかで子どもの一瞬の輝きや深い願いとの出会いのなかで、希望や可能性を見出す実践を語ります。佐貫浩先生が、研究者がとらえきれないような実践という、大きく、やわらかな実践です。

 部分的な「○○ができる」ということが求められ、内からの豊かな育ちを押さえられている子どもたちは、より競争的な社会のなかで、攻撃的な顔を見せます。その子どもたちがふと心を開く瞬間を山崎先生はとらえるわけです。大事なのは、子どもの声を聞き取ること、その声を聞き分ける、感性というものが教師には求められているということなのだと思います。
 山崎先生にも苦闘があります。だからこそ、人間としての感性を問いかけることができるのでしょうね。同時に、子どもが心を開いたとき、教師と子どもによる、ほんとうに豊かな授業が出現します。わかったというのが、すぐれて文化的な行為なのだと築かされます。これが、生きる力だとか、コミュニケーション力とか、為政者が言うことの、ほんとうに姿なんだなとも思いました。
 教育は、教師と子どもがつくりあげる行為ということをよく言いますが、それは文化そのものであり、そして、そのためには、人間的な努力や葛藤、苦闘もあるのです。

 疲れている私には、癒される時間でもありました(笑い)。
 「子ども観」、「子どもと教師の関係」、「子どもの関係をつむぐ」ということをいろいろ考えさせられた講演でした。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

|

« ひきこもりたい… | トップページ | OECDの勧告 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59689/17854365

この記事へのトラックバック一覧です: 寄り添うこと・育てること:

» 沖縄情報 [太陽と海の楽園♪沖縄]
青い海とぽかぽかの太陽、沖縄の特集です。ぜひご活用ください。 [続きを読む]

受信: 2008/02/01 13:33

« ひきこもりたい… | トップページ | OECDの勧告 »