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2008/01/22

世界同時株安の様相 東証1万3000円割れ

 うーん。驚くほどの勢いで、株価が下落している。と感じるのはやっぱりシロウトゆえでしょうかね。サブプライムローンを契機にした今回の状況。朝の新聞には、、『モノライン』という金融保証専門会社の破たんによる損失連鎖について、いくつかの新聞が報じていた。なかなか根が深い問題なようだ。

世界同時株安の様相 東証1万3000円割れ 欧州、アジアも急落(東京新聞)

 二十二日の東京株式市場は、米国の信用力の低い人向け住宅ローン(サブプライムローン)問題に端を発した世界的な景気後退懸念などから、全面安の展開。日経平均株価(225種)の下げ幅は一時六六〇円に迫り、一万三〇〇〇円を大きく割り込んだ。上海などアジア株も下げた。二十一日は米市場は祭日で取引がなかったものの、欧州やロシア、中南米市場でも株価は急落。前週末の米国から始まった下落の連鎖に歯止めがかからず、世界同時株安の様相を呈している。
 平均株価が、取引時間中に一万三〇〇〇円を下回るのは、二〇〇五年十月以来、約二年三カ月ぶり。下げ幅は、終値ベースでの昨年来高値(昨年七月九日)だった一万八二六一円から、半年で五五〇〇円を超えた。…

 この記事を読むだけでも事態はなかなか深刻だということがわかる。シロウトなりにいろいろ考えてみる次第である。サブプライムの問題は、いってみれば資本の循環のなかで、おこる問題だ。証券化によって際限のない信用創造がおこなわれ、それが破綻して信用収縮に向かう。これは、貨幣資本の問題? でもそういった状況の基礎には、資本の過剰があるわけで…。きわめて現代的な金融恐慌のメカニズムにかかわる問題なのだろうと思う。ならば、問題の解決には、証券化による信用創造のメカニズムの規制は不可欠だし、当面、そのソフトランディングのための、現物経済への手当が必要になる。その際、過剰になった資本を破壊させるような対処をするのか、それとも、消費を喚起することによって資本の循環の回復をはかるのか? こんな解釈って正しい???
 日本の場合、その実体経済のほうが、アメリカの消費にかなり依存していたという問題もある。中国への依存も近年拡大しているが、その中国経済そのものもどうも、サブプライムと無関係ではない。外需に頼る日本の実体経済の構造が、日本の株安をより加速させているという側面もあるのだろうとも考えたりもする。うーん、経済はやはりむずかしいと思いながら、勉強の動機付けをしている今日この頃ではあるのだけど、最近、経済の本は、やはり、あまり読んでないなあと反省しきりでもあるのだけれど。

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コメント

YOUさま

日本の問題について言えば、かつては家計部門で発生した余剰資金が貯蓄として銀行を介して企業部門に回されて、その資金を使って企業が投資をやっていました。それがいまでは、企業部門に余剰資金が滞留し、家計部門は赤字になっています。そのため、銀行は貸出先がない。そのため、銀行自身が証券などに手を出して、損害を被ったというところではないでしょうか。

そこまで考えれば、企業の金を家計部門に回すのが、まともな経済発展のために不可欠だということが分かると思います。

それから日本の株安という問題は、日本の実体経済の脆弱性という問題もありますが、それ以上に、いまや日本の株取引の6割を外国人投資家が占めている、ということによるのではないでしょうか。これが、要するに、海外の投機的資金を日本に呼び込むことで日本経済を浮上させようという戦略なのですが、現在のように、それが一度逆転するとどうしようもないことになります。

投資資金についていえば、やっぱり、「儲かるところに投資する」というのが大原則。投機的資金ばかりやってきて、本当の意味での投資資金がやってこないとすれば、それは、日本が儲からない国だと思われているから。その意味でも、国民の暮らしを温めて、日本経済を本格的な発展軌道に乗せることが求められている、ということができると思います。

恐慌論の問題としては、上方への累積的な矛盾の蓄積過程がどんな形ですすむのか、それがいつ、どんな形で下降に転ずるのか、その契機は何か――そのあたりを、もう少し理論的に詰めないといけないと思います。そのあたりが、第2部こそが『資本論』の本舞台だという研究の本当の狙いだと思います。

投稿: GAKU | 2008/01/23 21:59

 アドバイスありがとうございます。
 外資の問題は、ちょっといろいろ勉強したいと思います。日本だけではないですしね。単純に言い切るのには、もっと勉強したいです。
 2部については、いまわが家の机のうえには、2部に関する文献がならんでいます。まじめに勉強しなければと、焦っている次第です。ぼくらがやっているTさんのゼミも、今年は2部がはじまります。
 

投稿: YOU→GAKU | 2008/01/24 00:02

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