東村高江ヘリパッド 反対署名1万5000人超す
一般紙では、あまり報道はされていないが、米軍再編をめぐる動きも、結構、めまぐるしい。岩国では市長選だし、横須賀では再び住民投票条例の署名がはじまる。沖縄では、辺野古が、あわただしい。環境調査の知事の意見書をめぐる動きもあるし、辺野古の調査とその抗議をめぐって、市民の側が抗議行動のダイバーのバルブを閉められるという事件が続いている。
さて、東村のヘリパッドである。
東村高江ヘリパッド 反対署名1万5000人超す(琉球新報)米軍北部訓練場の一部返還に伴う東村高江ヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)移設問題で、工事の即時中止などを求めて「ヘリパッドいらない」住民の会が集めた署名が目標数の1万5000人を超えた。県外や海外からも賛同者が相次ぎ、署名開始から3カ月余での目標達成に住民の会は「多くの人が高江の現状を理解してくれた」と喜んでいる。署名は今月召集の通常国会の会期中に、請願書として衆参両議院議長へ提出される予定だ。
請願項目は(1)ヘリパッド建設の即時中止(2)北部訓練場の将来的全面返還―の2点。署名活動は昨年9月29日、宜野湾市で開かれた「教科書検定意見撤回を求める県民大会」会場で始まった。目標は高江住民の約100倍となる1万5000人。当日だけで約2500人分の署名が集まり、「基地問題は辺野古しか知らなかった」と興味を示す声が多く寄せられた。…
10日の締め切りを前に、さらに1000人以上の署名が寄せられている。住民の会メンバーの石原理絵さんは「国会議員には、集まった1万5000人分の思いをくんでほしい」と望んだ。高江の現状を伝えるブログ「やんばる東村高江の現状」のアドレスはhttp://takae.ti-da.net/
このたたかいも本土ではほとんど知られていない。沖縄2紙を読まないと、ほとんどわからない。また、沖縄の基地をめぐるブログにはおもしろいものが多い。
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