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2007/12/03

経済成長・地方・社会保障に重点…予算編成の基本方針決定

 さて、世の中はいよいよ来年度予算の策定に向かう。福田政権によるはじめての予算編成である。安倍さんの時代に骨太2007が出されているわけで、その変化の特徴を見ることもできるわけである。

経済成長・地方・社会保障に重点…予算編成の基本方針決定(読売新聞)

 経済財政諮問会議(議長・福田首相)は3日、「2008年度予算編成の基本方針」を決めた。
 経済成長の実現、地方経済の活性化、安心して暮らせる社会保障制度の構築などに重点をおいて編成する。福田首相は「歳出の無駄の排除を徹底し、メリハリの効いた予算配分を行う」との決意を示した。
 基本方針は、おおむね大田経済財政相が先週示した原案通り了承されたが、歳出削減に向けた取り組みは、歳出増を求める与党への配慮などからやや後退した。具体的には、減額方向で見直す予定だった診療報酬・薬価についての表現が、「メリハリの効いた見直し」と中立的な表現に弱められた。…

 現在の自民党に、市場原理主義派(構造改革派)、靖国派(復古派)、そして派閥調整型の保守派というものが存在するというのなら、福田内閣は明らかに、派閥調整型保守派だということができそうではある。どうも、いちばん読み取れるのは、玉虫色の、調整型の予算だということだろうか。たぶん、この点はよく見ておく必要があるのではないのだろうか。
 ただ、そんなに歴史の流れはとめられそうにないことは、今日の諮問会議での議論からも読み取ることはできそうだ。そこには、「日本経済の進路と戦略(副題)」、「地方再生戦略」、「成長力底上げ戦略の推進状況について」、「誰もが能力を発揮できる労働市場に向けて」なども資料として出されている。新自由主義は、まだまだ死んではいないということか。

 ちなみに、資料はここhttp://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2007/1203/agenda.html
 消費税など、税制とともに、国民生活に関係の深い、財政の問題も注視しておく必要がありそうである。

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