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2007/12/10

政府・与党、生活保護基準下げ見送りへ

 いろいろなことを考えさせれらると言えば、今日はこんなニュースがありました。

政府・与党、生活保護基準下げ見送りへ…世論反発に配慮(読売新聞)

 政府・与党は10日、2008年度予算で、厚生労働省が検討していた生活保護の最も基本的な給付である生活扶助基準の引き下げを見送る方針を固めた。「弱者切り捨てだ」などの世論の強い反発に配慮した。
 生活扶助基準については、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針(骨太の方針)2006」で、見直しが明記され、厚労省の有識者会議「生活扶助基準に関する検討会」で水準について検討していた。
 全国消費実態調査などのデータを基に比較を行い、生活扶助を受けている世帯の方が受けていない低所得世帯よりも生活費の支出が「高め」であるとする報告書をまとめた。これを受けて、舛添厚生労働相は記者会見で「基準を若干引き下げる方向の数字が出る」と明言していた。
 これに対して、与党内からは「検討会が緻密(ちみつ)な比較を行ったことは意義深いが、基準を見直すほどの違いがあったとは思えない」(幹部)などの意見が出ていた。また、民主党などが引き下げを強く批判しており、「引き下げは最悪のタイミングだ」(自民党中堅)として、見送りを固めた。…

 骨太で決め、なおかつ、検討会で議論までおこなったことを見送ったことは、大きな意義があることはいうまでもありません。やはり構造改革の破綻は覆い隠しようがありません。たたかえば、変化をつくりだすことができます。
 しかし、心配なことがあります。与党の議論のなかで社会保障の理念など、まったくでていないことです。とりあえず、世論の反発に配慮して見送ったというのならば、その後には、どんな反動がくるのでしょうか。ここでは、社会のあり方、政治のあり方が問われているのだということを肝に銘じるべきだと思います。

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