若者たちから学ぶこと
昨日も、若者たちの話を一日聞く機会があった。たくさん学ぶことがあった。
いちばん、学ぶことが多かったこと。若者の〈生きづらさ〉ということにかかわる問題。非正規雇用の拡大や働き過ぎ、異常な学費などなど。それと同時に、「自己責任」ということばに代表されるように、そういった若者の状態を告発し、声をあげることの難しさという問題でもある。
一口に、新自由主義的なイデオロギーといっても、「勝ち組、負け組」で何が悪い直接なものもそうだが、それ以上に、「勝ち組、負け組」という考え方には反対だが、だからと言って、何でも政治や社会の問題にしてしまうのはどうか、やっぱり能力や努力の問題も重要でしょうといったような一見だけもが反対できないような意見が、若者たちを抑圧しているのではないのか。
若者たちの話を聞いて、そういった、立ち上がることの難しさに抗して、新しい動きを見せているというような気がする。立ち上がることの難しさとは、自分の問題を社会のなかに位置づけて考えることも難しさだ。しかし、実際の社会や世界は大きく動いている。世界に目を広げれば、軍事同盟の崩壊や、イラク派兵をすすめていたオーストラリアの与党の惨敗など変化が顕著だ。グローバリズムの大競争だけでない世界の流れもあろう。つながりあうこと、学ぶこと、たたかうことを重ねて、そのなかで社会とつながることを通じ、自分の現実や、そこからの出発=生き方をさぐるという新しい生き方だ。
それは、新しい社会変革の担い手の育ちを感じるというのは大げさだろうか。もちろん、大きな流れというわけではない。しかし、新しい若者たちの姿には注目していいような気がした。
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