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2007/11/05

大連立、小沢辞任? うーん。

 2日間、書き込みをしない間に、政治の世界は大激動なようだ。
 2回目の自民・民主の党首会談で、大連立が話し合われ、小沢さんのその場で拒否せずに党に持ち帰り、結局、民主党の役員会が拒否。しかし、小沢さんがそれを不信任と受け止めて、辞任を表明。しかし、それに対して、民主党の役員会は小沢さんを慰留という流れ。

 「まさかの坂」という言葉がはやりそうなほど、予想の範囲を超える動きである。各紙を読んでいると、仕掛け人は、ナベツネであるとかも言われている。まだ彼が、隠然とした影響力を持っているのか。そういえば、90年代、読売新聞は小沢応援新聞だったこともある。

 もともと最初の党首会談の際にも書いたことだけれど、政策協議というものは、ある意味ではありうる話でもあると言える(もちろんその是非は別として)。しかし大連立ということはどこから出て話なのだろうか。記者会見での小沢さんの主張は、冷静に読んでいけば、案外、一貫した主張なのかもしれない。つまり、民主党という政党のもつ性格からみれば、ある種、必然の結果と言えるかもしれない。「保守」2大政党という性格から見れば、ある意味ではその枠内の話で驚くようなものではないということなのだろうか。

 結局、そこには国民の世論や要求からの乖離しな見られないということでもある。ここには、この間、目指されてきた2大政党制というものの、ぬぐいがたい限界が見えている。ましてや、この2大政党制をつくってきた、94年の「政治改革」の仕組みは、小選挙区制と政党助成金で、国民に根付いた政党づくりがすすむのではなく、逆に、執行部の権限を肥大化させ、国民に根をもたない政党をつくってしまった。その結果が、政局に明け暮れることでしか、政治というものの実現をめざせないいまの政治の実態に凝縮されているということなのだろう。政党が国民とともに政治をおこなうのではなく、ただただ劇場政治がくり広げられるという姿がある。

 昨夜、久しぶりに、かつての学童保育の連協の役員や地域の子どもの行事をやっているメンバーにと会って話をする機会があった。そこで出た話題は、広がる非正規、請負労働の実態であり、深刻な医療格差の実態である。格差と貧困は、すでに中年のわれわれとともにある。少なくとも永田町でくり広げられている政局劇は、そんなわれわれの暮らしの深刻さとはまったく無関係なものにすぎない。

 国民から見れば、あきれ、ただしらけるような話である。しかし、われわれは怒らなければならない。そう強く思う。

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