悲鳴あげる“名ばかり”管理職
仕事をしながら、クローズアップ現代の「悲鳴あげる“名ばかり”管理職」を見た。
十分な権限を与えられず自分の勤務時間すら決められないにもかかわらず「管理職」として扱われる"名ばかりの管理職"。過酷な長時間労働を強いられながら残業代も支給されない…そんな20~30代の若手社員が増えている。背景にあるのは人件費を抑制しようとする企業の姿勢だ。パートや派遣など非正規労働者の割合が増える中で、一握りの正社員が入社数年で管理職に任命され、限界を超えて働かされるケースが少なくないという。そうした人たちが過労で心身の健康を損なう被害も相次いでいる。景気回復のかげで若い管理職が使い捨てられる労働現場の厳しい実態を取材し、改善に向けた対策を探る。
量産店やコンビニ、大手飲食チェーンに代表されるような働かせ方の問題は、これまでも「なんちゃって正社員」などの言われ方も含め、問題にされてきた。番組では紹介されていなかったが、ユニオンなどのたたかいで、その実態がクローズアップされるようになってきた。そのことは重要ではある。
しかし、こうした人を管理職からはずすなかで、おこなわれているのは、より非正規化の拡大であったりする。コメンテーターの森岡孝二先生は、こんな働かせ方で、社会の健全な発展はないと批判されていたが、その規制の道筋は見えない。もっとたたかう人々の声を聞きたいと思った。
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