防衛相 給油部隊に撤収命令 特措法期限切れ 6年で活動中断
今日の最大のニュースは、何と言ってもこれ。
防衛相 給油部隊に撤収命令 特措法期限切れ 6年で活動中断(東京新聞)石破茂防衛相は一日、インド洋で給油活動を行っていた海上自衛隊派遣部隊に撤収命令を出した。活動の根拠となるテロ対策特別措置法が同日いっぱいで期限切れになったことに伴う手続き。日本時間二日午前零時に活動を終えた派遣部隊は、約三週間後の今月下旬に帰国する見通し。二〇〇一年十一月に施行された同法に基づく活動は、約六年でいったん中断する。…
インド洋から自衛隊が撤退することは、さまざまな点で歴史的な意味があると思います。言うまでもなく国民の世論とたたかいが切り開いた局面であり、今後の日本の針路をさぐるうえでも大きな可能性をはらんでると思います。自民党は、さかんに国益に反すると言っていますが、それならばなぜ、最大限の努力をし成立をめざさないのか、不成立でなぜ衆院を解散しないのか。だいたい、8月の時点で今日のことは織り込みずみ。
しかし、撤退をめぐって、自民党のみなさんは好きなことを言っています。曰くシーレーン防衛の点で大事だとか。さらに自民党の対応も予想を超えるものも報じられています。福田さんは、小沢さんに大連立をよびかけたとか。
毎日、政治の動きをウオッチしていると、政治の原則にどうもどんかんになってしまいます。ほんとうは、あらためて憲法にもとづく日本政治のあり方こそが問われているのです。私は少し、憲法の条文の解釈、国連憲章の条文の解釈にこだわって、この問題への考えを深めたいと思っています。現実におこっている問題の動きのなかでものごとを考えることも大事ですが、そのことを考えるための人類の英知が憲法や国連憲章には込められているからです。私のような浅学の人間個人の判断を越えるものがあるからなのです。
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» 中国が給油艦をインド洋に派遣 [遊爺雑記帳]
小沢党首と民主党によって政局の具にされ翻弄される国際貢献は、民主党の具体的な代案の提示もないまま時間が浪費され、補給艦「ときわ」は日本時間で11月2日午前0時に、第6護衛隊尾島司令の「国際社会で我が国の評価を高める事ができた。我々に付与された任務は日本への帰投だ。祖国日本へ向けて進路をとる」との指示でインド洋での各国との共同活動から離脱しました。
国際貢献に憧れて海自入りした若者も多いのだそうで、気温33度の炎天下の激務ですが、「海外でのあこがれの仕事を続けたい」「命令があれば戻ってくる」と若... [続きを読む]
» ブログ三日目。インド洋での給油問題について。 [モビウス11(アッキー)のへっぽこ戦記]
どうも、ブログも本日で三日目。
なんとか三連続更新?をしております。
なんだか、前二つを読み直してみると、あれっていう部分も存在。
そば場で思いついたことを書き連ねているだけなのでしょうがないと言えばしょうがない。
勢いだけで書いた。でも後悔はしていないw
今日は疲れていて眠いので、かるーく書いて寝ることにします。
では本題の
インド洋での給油について
です。
「海自の中断、洋上給油に打撃」 英国防省
2007.11.1 20:34
このニュースのトピックス:... [続きを読む]
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