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2007/11/15

新卒採用は増加しているというけれど

 文部科学省や厚生労働省のHPに来年卒業予定の中高生や大学生の就職状況の中間調査の結果が公表されている。どうも、内定率が大きく向上しているようだ。メディアも、さかんに売り手市場を強調する。それにたいし、ロストゼネレーションの問題の解決が強調される。そのことはそうなのだけれど。

高校新卒者

(1) 就職内定者数は9万7千人(前年同期比1.1%増)であり、就職内定率は49.7%で、前年同期を1.3ポイント上回る。就職内定率を男女別に見ると、男子は55.7%(前年同期を0.5ポイント上回る)、女子は42.1%(前年同期を2.0ポイント上回る)。
(2) 求人数は30万5千人で、前年同期に比べ7.0%増加。
(3) 求職者数は19万5千人で、前年同期に比べ1.5%減少。
(4) 求人倍率は1.57倍となり、前年同期を0.13ポイント上回る。

大学等卒業者
(1) 大学の就職内定率は69.2%で、前年同期を1.1ポイント上回る。男女別にみると、男子は70.1%(前年同期を0.5ポイント上回る)、女子は68.2%(前年同期を1.8ポイント上回る)。
(2) 短期大学の就職内定率(女子学生のみ)は38.5%で、前年同期を5.5ポイント上回る。
(3) 高等専門学校の就職内定率(男子学生のみ)は96.4%で、前年同期を0.7ポイント上回る。
(4) 専修学校(専門課程)の就職内定率は49.0%で、前年同期を2.1ポイント上回る。

 7・5・3と言うことが言われて久しいが、実際にこの10年ほど、若者たちの離職率はほとんど変化はない。そこには、若者たちの働かされ方という問題と、若者たちの仕事社会への出方(十分な準備が保証されているか)という問題があるはずだが、そんなことは十分に注目されていないように思う。売り手市場ということだけが強調されれば、その次には、やめていくのは若者に問題があるからという議論が準備される。ほんとうにそうなのだろうか。就職をとりまく実態をちゃんと見つけることが社会には求められているのではないのか。そのことをしないと、より大きな問題を社会がかかえることにはならないだろうか。

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