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2007/11/14

中西新太郎、本田由紀講演のこと

 おとといの中西さんの講演に続いて、昨日は、本田由紀さんの「若年労働者の未来を考える」を聞いてきました。もともと、超早口の彼女。それが2時間しゃべりっぱなしですから、まあ内容の濃い講演でした(笑い)。こういう社会学的な方法で、問題に接近するというのは、私のような人間とは方法が違います。こと、若年労働者の問題ですから、その方法の違いから、彼女の議論についても、不満がないわけではありません。教育論はなおさらです。現状をそのまま受け入れながら見つめようと言うわけでから、ちょっとした宿命論的な感じがするからでしょうか。
 でも、私のように、俗っぽく言えば社会構造的に問題に接近しようとしれば、やや主観的というか、こちらの仮説から現実を切り取ろうという傾向がおうおうに生じます。しかも視野が狭いですから。だから、社会学者の議論を聞いたり、読んだりすると、いつもはっとさせられるんですよね。しかも、彼女は独特の正義感?(価値観)がありますから。

 中西さんの話を聞いてもそうなのですが、若年労働者の問題は深刻であることは違いありません。しかも、貧困という問題を可視化することが緊急のテーマであることは間違いないです。そうなのですが、そこばかりに目をとらわれていると、どうしても全体像が見えなくなります。そんなときに、こういう講座を利用して、もう一度、立ち止まりながら問題意識を整理するのは良い機会なのです。本田さんの講演は、問題の整理の角度についていろいろ学ぶことも少なくありませんでした。

 とくに中西さんの講演では、若い研究者の、いろいろなフィールドワークについて知ることができました。今日は、その延長線上で、請負労働の現場を調査している研究者の論文を三本ほど仕入れました。
 ちょっと勉強したいと思います。

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