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2007/10/23

若者の労働問題を考える~問題の所在と新しい動き、そしてその可能性

 仕事が山場で、だいぶお疲れモードです。最近、疲れっぱなしだって! 心労になる私的な出来事もいくつか続いていますので(笑い)。もう少し、あっけらかんと生活ができればいいんですけど。
 まあ、仕事が山場なだけでなく、家事もありますから。夜、帰ってきてから、家事や仕事をしますから。今日も、10時半すぎに帰って、それからご飯をつくって! 洗濯物を取り入れて、洗い物をして、明日の弁当の下ごしらえをして、それから少し仕事をします。寝るのは、どうしても1時を過ぎます。朝は、だいたい6時起き、許される日は7時過ぎ。睡眠時間は平均5時間かな。でも、最近、よく目が覚めてしまいます。うむー。家事だっていって早く帰れる人がうらやましいです、正直。

 さて、山場の仕事の隙間を見て、今日は、東京都労働相談情報センター池袋事務所が主催した労働者向けセミナーを聞きに行って来ました。木下武男さんが「若者の労働問題を考える~問題の所在と新しい動き、そしてその可能性」と題した講演です。この人の議論も過激で挑発的ですが、そのなかにははっとさせられるところがあります。最初に、若者をめぐる労働の実態を概観。「新出稼ぎ」だとか「周辺的正社員」などのネーミングも、なるほどと思えます。「働かされ方」という問題に着目するのは、熊沢さんと少し似ていますね。
 もっとも挑発的だったのは、正社員主体、民間大企業と公務員の男性主体の現在の労働組合の経験は役に立たないといったところ。労働運動は、外部構築を通じてしか再建できないともいうのです。「いやそれは」とは思いますが、それはそれなりに理由があって、こういう挑発的発言をするのです。核心は、ここまで極端に変化し、職場のなかでの連帯までもが奪われたもとで、どう労働運動を再生するのかです。現実から、出発した労働運動が必要だというわけでしょう。私は、熊沢さんの「非エリートの運動」に注目していることに注目し、思い悩んでいるのですが、いま、現実から出発した労働運動とはないか、いろいろ考えさせられるところが多いのです。
 いずれにしろ、労働運動が、その発言権、力を回復して行くには、これまでもっていた弱点を乗り越えることは不可欠でしょう。非正規労働をも基盤にした連帯を基礎に、労働舎の労働条件に形成にどう影響力を回復するのか。グローバル時代の企業競争の時代に、その道筋を考える上でも、いろいろ考えさせられました。

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 貴ブログへの突然の書き込みの非礼をお許しください。「運動型新党・革命21」準備会の事務局です。
 この度、私たちは「運動型新党・革命21」の準備会をスタートさせました。
 この目的は、アメリカを中心とする世界の戦争と経済崩壊、そして日本の自公政権による軍事強化政策と福祉・労働者切り捨て・人権抑圧政策などに抗し、新しい政治潮流・集団を創りだしたいと願ってのことです。私たちは、この数十年の左翼間対立の原因を検証し「運動型新党」を多様な意見・異論が共存し、さまざまなグループ・政治集団が協同できるネットワーク型の「運動型の党」として推進していきたく思っています。
(既存の中央集権主義に替わる民主自治制を組織原理とする運動型党[構成員主権・民主自治制・ラジカル民主主義・公開制]の4原則の組織原理。)
 この呼びかけは、日本の労働運動の再興・再建を願う、関西生コン・関西管理職ユニオンなどの労働者有志が軸に担っています。ぜひともこの歴史的試みにご賛同・ご参加いただきたく、お願いする次第です。なお「運動型新党準備会・呼びかけ」全文は、当サイトでご覧になれます。rev@com21.jp
 

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