普天間基地移設をめぐる不可解
今日は、朝から出かけていたので、サンプロは見なかったけれど、次のような一幕があったそうだ。
普天間移設案、決定までの経緯を調査・公表へ…石破防衛相 前防衛次官問題(読売新聞)石破防衛相は28日のテレビ朝日などの番組で、守屋武昌・前防衛次官が次官在任中に決定した米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設案について、「どういう議論でこうなったのか。私としてもきちんと把握したい。(省内議論を)行政文書として出せるのかどうか(検討する)。明らかにするべきものはする」と述べ、決定までの経緯を調査し、可能な限り公表する考えを示した。
普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)への移設は、米側が「浅瀬案」を主張したのに対し、「沿岸案」で決着した。背景には、守屋氏らの強い意向があったとされる。…
給油問題は自分の在任中なので話を逸らそうとしているのかとも勘ぐりたくはなるけれど。
さて沖縄タイムスには次のような記事。
協議いまだ視界不良/米軍再編「中間報告」から2年(沖縄タイムス)日米両政府が在日米軍再編「中間報告」に合意して二十九日で二年を迎える。普天間飛行場移設をめぐって代替施設案がL字(沿岸案)からV字形滑走路案となり、現在は環境影響評価(アセスメント)手続きが着々と進む。「政府とのパイプ」への期待を集めて昨年十二月に発足した仲井真県政だが、V字案の沖合移動と普天間飛行場の「三年をめどにした閉鎖状態」の要求をめぐって政府とこう着状態に陥っている。福田内閣が発足し、中断していた普天間移設に関する協議会は首相官邸主導で十一月七日に再開される。しかし、政府と地元の協議の行方は依然「視界不良」だ。…
沖縄の負担の軽減の名目で、新基地をつくる。その道理のなさにこそ、沖縄県民との矛盾を拡大している要因がある。そのことにもっと目を向けるべきだと思うのだけれど。
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