« ユニセフ 子ども版障害者権利条約草案 | トップページ | いじめの議論を少し漁る? »

2007/10/30

教育課程 審議のまとめの発表へ

 もう1つの資料は、今日、開かれた中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会のもの。これで、ほぼ 教育課程部会におけるこれまでの審議のまとめ(案)が確定したと言って良い。教科ごとの時数も今日、出されている。この審議のまとめ(中間まとめ)は11月7日に、教育課程部会を開いて決定し、同日引き続き初等中等教育分科会を開き確認し、公表になる。
 その後、この中間まとめについて、各団体の意見を聞き、パブリックコメントを求める。中教審総会を開き、答申として決定するのは、年内か年明け。新学習指導要領の告示は年度内になるという。
 その資料は、ここにある。http://www.kyoi-ren.gr.jp/siryou/newpage1.html

 いよいよ、メディアでも、教育内容がどうなるかについての議論がにぎわすことになる。ふたたび詰め込みか?だとか、新しい学力が加わるとか、いろいろ議論されることになるだろうし、このブログでも落ち着いた議論をやっていきたいとは思う。
 ざっと、この間読んできた印象としては、よくもまあ、これだけ細かいものを中教審の部会としてつくっているなあというのが感想。前提の問題としては、社会の変化に対応して、教育もかわらなければならないというものがある。それは、あながち否定できない。関連するようなOECDの議論や、PISAテストへの関心も、すべて否定すべき性質のものではないだろう。
 しかし、この間の学力低下の議論を意識してか、なんでもかんでも、トップで決めようという姿勢が見え見えである。前半だけを読んでいると、すでにこれまでのような教育課程の議論では、通用しないというようには読める。そして、学習指導要領は大きく変えようとはしているのだが、もっとも創意や工夫や創造が必要な課題を掲げながら、それを奪うような方向を出さざるを得ないところに、中教審の自縄自縛がある。そんな印象である。
 それをいっそう深刻なものにしそうなのが、もう1つ今日行われている、学校評価の推進に関する調査研究協力者会議の議論がある。評価で現場を縛る、新自由主義的な枠組みを用意しようと言うのだ。ここにこそ、新教育基本法がめざそうという教育があるとも言えるかもしれない。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

|

« ユニセフ 子ども版障害者権利条約草案 | トップページ | いじめの議論を少し漁る? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59689/16927142

この記事へのトラックバック一覧です: 教育課程 審議のまとめの発表へ:

« ユニセフ 子ども版障害者権利条約草案 | トップページ | いじめの議論を少し漁る? »