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2007/10/06

6カ国協議 そして 南北首脳会談

 私は、この北朝鮮にかかわる問題はあまり得意ではない。したがって、このブログでも、そんなに書き込んでいるわけではないテーマでもある。結構、むずかしい問題だとつくづく思う。

 6カ国協議といい、南北首脳会談にしても、どうも日本のメディアは、ひややかな扱いだ。その報道に感じる違和感を、松竹さんが、「当事者意識の希薄さ 」とうまく表現している。もともと、6カ国協議という枠組みは、朝鮮半島の分断になんらかのかかわりがある国による枠組みである。何度もいうが38度線は、もともと日本の関東軍と朝鮮派遣軍の管轄を分けていた線である。植民地統治に大きな影響力を軍がもっていただけに、それは、政治システムにも大きな影響をもっていた。私も、6カ国協議の報道で、まず、なんと当事者意識が薄い、他人事としての報道なのだろうかと驚いた。

 いうまでもなく北朝鮮は無法国家である。その無法国家が国際社会に復帰を促すとき、一部の課題に変化があればそれは、全体的に国際社会の秩序への復帰の契機になりうる可能性がある。それだけに、6カ国協議や南北会談は、その可能性を大いに見極める必要がある。日本と北朝鮮の関係は、一筋縄ではいかないような、複雑な歴史と経緯がある。それだけに、拉致問題の解決のためにも、その流れをよくみていきたいと思う。

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