エイジアン・パラダイス
今日は台風です。んなわけで、職場を早抜けして(それでも電車は遅れていましたが)、夜は、地元のおやこ劇場の例会、劇団銅鑼の「エイジアン・パラダイス」を見てきました。もちろん生舞台です。
『エイジアン・パラダイス』の舞台は、阪神淡路大震災、サリン事件など日本を揺るがす事件が起こった1995年。その頃、街にはアジア系外国人が目立つようになってきていた。劇作家・杉本美鈴は韓国大使館の近くに住み、学友にも韓国人がいたが、それ以外の町で見かける外国人に対してどうしてもうさんくさく思ってしまう部分が自分の中にあることに気づく。これは外国人を理解しているようで、日本人の心の中にみんな持っているものでは?と。 そこから歴史を紐解いていくと、しらなかったこと、ショックなことが次々と出てきた。そして中国残留婦人、残留孤児に辿り着く。今に繋がるこの真実を伝えたい。でも、この重い題材をそのまま劇化しても誰か見てくれるのだろうか・・・。重いテーマを楽しく明るく、そして深く描くには・・・。 中国残留婦人の春子が営む下宿屋に、いろんな事情を抱えたアジア系外国人が集まってきた。
銅鑼さんの舞台は3回目。今回も銅鑼さんらしい、困難をかかえた人たちへの温かいまなざしと正義感、連帯にあふれたいい舞台でした。台詞の間違いなどはちょっと気になりましたが(笑い)。それなりの差別感のある、少し崩れた普通の男性の変化がいい。あと、おかまのおじさんは熱演。馬淵さんは、相変わらず魅力的かな。
女性陣は、いっしょに飲んだ人が何人かいてすぐわかりました。みなさん、がんばっていますね。
元気のもらえるお芝居です。
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