アンフェア the movie
映画としては、残念ながらもう3つぐらいのできで、たぶんテレビ・ドラマのほうがおもしろかったと思う。でも、篠原涼子は、あいかわらず括弧いいし、こちらの方が色っぽい。テレビドラマをより荒唐無稽にしたわりには、ドキドキとあっと驚きの展開がないなあ。
でも、笑えないのがこの事件の背景。警視庁の裏金だって。警察の裏金は、北海道や愛媛は有名で、地方紙が告発して、どうも最終的には曖昧になった感じ。でも、県警の幹部は、警察庁から派遣されるわけで、裏金なのは警察庁が知っていたもの、当然お膝元の警視庁にも存在するということがよくいわれていた。財界や政界とのかかわりの強い、東京のメディアは、この問題は決して追わなかったという話もあるぐらい。
それを知ってか知らずか。しかし、ストーリーは人間不信に満ちていて、主人公の姿以外は救われません。これまでのフジのドラマシリーズのなかでも突出しています。いまの時代を反映しているのでしょうか。
でも、篠原涼子はかっこいい。
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