ブラッド・ダイヤモンド
二日酔いというわけではないけど、腰が調子が一気に悪くなって、今日は家でシコシコ仕事をしていました。ほんとに仕事のペースが狂っていて、体調管理がここんところほんとうに不十分です。結局、体重も減らないしねえ。夜、遅くブログを書いていたのがよくなかったのかなあ(笑い)。ついでに、電気屋に来てもらって、こわれた照明を直してもらったり、それはそれで、いろいろ家事もこなしました。夕食の買い物を近くのスーパーでしていると、近所のお母さんから、怪訝な?顔で見られたり、我が家では普通のことですけどねえ。
さて、実は、この映画も見逃していて、やっとDVDで見た。職場でも、さっさと映画を見に行く人がいるけど、なかなか時間も金もなく、です。ストーリーは、ご承知のとおりだと思います。舞台は西アフリカのちいさな国シエラレオネ。世界でも有数の良質ダイアモンド産出国でありながら、世界で最も貧しい国の1つです。その原因は、外国勢力がバックについた内戦です。この映画では、内戦の大きな原因がRUFというゲリラ組織であり、少年兵がその担い手であるという形で描かれています。
マガジン9条のHPで、伊勢崎賢治さんが、「ブラッド・ダイヤモンドが語らなかったこと」という連載を書いていました。伊勢崎さんは、NGOの現地所長として、この地で平和復興の活動にかかわっていたのです。
映画とはちがい、実際のRUFは、もともとは、腐敗した政府への抵抗(革命)運動としてはじまり、一定の支持もないわけではなかったようです。それが内戦のなかでゲリラ化していく。そのため、復興の過程もきわめて複雑で、あやまりもたくさんあったことが、伊勢崎さんの文章からわかります。平和のためにしなければいけないことは、たくさんあるということが言えるのです。
映画からは、こうしたアフリカの内戦の背景にある、先進国の役割が見え隠れします。いろいろなことをかみしめたい映画でした。
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