自民党総裁選 雑感その2 政治家の資格
肝心の新聞を持って帰ってくるのを忘れて、うる覚えて書いているので、間違いがあれば、明日、訂正する(苦笑)。何についてかといえば、今日の朝日新聞の4面に、コラムが載っていた。たぶん星浩さんあたりの筆によろものだったろうか。政治の「もしも」について書いていて、論旨はもう自民党には「もしも」はない。というものだったけど。
そこで、少し、私の意識にひっかかったのが、福田さんが昨年の総裁選で立候補をやめたくだりのところだ。彼は、自民党のなかで大きな力をもっていた「靖国」支持勢力からの攻撃をおそれて、やめた、靖国問題で自民党が2分することを心配してやめたというようなことが書いてあった。
これは結構大きな問題だと思う。とりわけ、この問題は、日本の外交と進路にとってきわめて重要な争点であったからだ。当時は、対中、対韓をはじめ、福田さんが主張するアジアとの外交関係にとって抜き差しならない問題として、この問題があったはずだ。そのときに、自らの主張を引っ込める政治家というのは、どういう政治家なんだろうかとつくづく思う。これは政治家としての資質にかかわる問題でもある。こんな政治家にはとうてい日本の舵取りをまかせることはできないと思うのだけれど。(もちろん、”靖国”的なものにかぎりなく近い=そのもの?の麻生さんでも困りますけど)
« 大学「9月入学」来年度にも解禁 | トップページ | 公的支出ワースト2 教育費、OECD調査 »
「政治」カテゴリの記事
- 「大軍拡阻止と歴史の教訓、憲法の原点と平和外交を進めるために」(2023.05.27)
- 「フェミ科研費裁判が問うてきたもの」(2023.05.26)
- 「独ソ戦 地獄の戦場」(2023.05.25)
- 君はヒロシマを見たのか(2023.05.24)
- 「望みを打ち砕かれた」 G7広島サミット、被爆者から批判の声も(2023.05.22)
コメント