なぜ政治とカネの問題が続くのか
改造内閣以降も、政治とカネの問題が続きます。農水大臣の交代は、どう考えても犯罪ですから、論外ですが、続いて鴨下環境相の資金団体の鴨下氏個人から借入金について記載の訂正がありました。そして、
高村防衛相、収支報告書の費目訂正 05年の900万円(朝日新聞)高村防衛相は4日、自らが支部長を務める自民党山口県第1選挙区支部の05年政治資金収支報告書で、高村氏への寄付として計上していた計900万円の支出について、実際には支部が、高村氏の政治活動のために支出していたとして、8月29日付で費目を寄付から政治活動費に訂正したことを明らかにした。 …
この記事の範囲では、詳しいことはよく分かりません。高村氏の政治活動という形での支部支出なら、細目が必要になると考えるのが常識です。ところが、政治団体から、政治家個人への政策活動や組織活動費の提供というのは、政治資金の側からは細目は問われていないというのが現状のようです。一方で、個人の収入として国税がチェックするという仕組みも内容です。そうなると、このお金の支出というのはまったくの「闇」ということなのでしょうか。
自民党から政治か個人への政策活動費の支出は、実は億単位に及んでいるのですから。
ここで何を言いたいかと言えば、実は、政治資金の支出という面でも、「闇」は、あまりにも大きいということです。自民党の活動は、この「闇」によって支えられているということも言えるのです。そして、最近、忘れ去られている、「官房機密費」という政治の「カネ」の闇も忘れてはいけません。あらためて、自民党政治における「カネ」の問題は、大きく問われるべきでしょう。そのうえで、この自民党政治というものを終わりにするべきではないでしょうか。
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