勉強していたい!
なぜか精神的にも肉体的にも最悪の状態が続きました。ちょっとオーバーワークのうえに、いろいろあったせいでしょうか。まあ、なかなか苦しさからは解放されませんがね。
そんななか少し元気をもらったのがこの番組です。
ドラマは
「名古屋の高校教師・橋口順平(32)は、ある日突然、養護学校への異動を命じられる。かつて陸上短距離のオリンピック候補にまでなった運動エリートで、『やれば出来る!』がモットー。だが、赴任先で命じられたのは『病院訪問教育』。いままでとは勝手が違う現場で、いたみを抱えた子どもたちを相手に、順平の新たな挑戦の日々がはじまる」
あらすじは、http://www.nhk.or.jp/dodra/benkyou/index.htmlで、みていただくとして、最終回は、教え子の死に、直面するストーリーです。わたっているようなストーリーなのですが、それでも引き込まれていきます。学ぶとは、教えるという何なのかということを問い掛けている内容です。
この数カ月は、知人の教員が辞職をしたり、知人の知人が、退職届けを出したりという話が聞こえてきたりします。いま、学校現場は、大きな世代交代に直面していながら、一方で、若い教師は、現実にショックをうけ、3割が辞めると言います。そして、ベテランの教師たちも職場をさっていっています。そこには、同僚性というものを、破壊する大きな力が働いているのだと思います。
そんななかで、教育とは、子どもが学ぶとは、教師とは、そんな原点を照らし出しているような実践のドラマでした。
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全3回で終わってしまったのは意外でした。 でも重いテーマなので、このくらい長さが [続きを読む]
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