憲法をめぐる新たな局面と改憲阻止の展望
今日は、憲法会議の学習会に行ってきました。そこで、いろいろな人に会いました。まず大阪のUさん。久しぶりの再開で、いっしょに煙草を吸い交流しました(笑い)。知り合いのAさんからは、「このブログを読んでいます」と言われました。この夏、何人かの人から、声をかけられましたが、お世辞でも、このブログについて語りかけていただけるのは、うれしいことです。できれば、コメントもつけてください(笑い)。でも、このごろ、夏に少し休んだことのあり、アクセスがずいぶん減っていますよね。
さて、学習会の内容は、渡辺治・一橋大学教授が「集団的自衛権と改憲問題」、吉田裕一橋大学教授が、「靖国派の戦争・憲法観と安倍内閣」、笠井亮衆院議員が「参議院選挙後の政局と改憲阻止の展望」と題して、講演。それぞれなかなか面白かったです。
治さんは、いつもの渡辺節で、安倍内閣の明文改憲と解釈改憲の2本立ての改憲構想とその破たん、巻き返しとして大胆予測、通常国会での派兵恒久法が焦点と! 全体としてわかりやすい分析ですが、はたしてこの予測は正解でしょうか。政治はそれなりに制御不能な事態でもありようですが。
吉田さんの話も、吉田節でおもしろかったです。少し体調が悪そうなのが気がかりです。「靖国」派のもつ矛盾、限界を、学者らしい落ち着いた議論で解明してくれます。
笠井さんの話は、とくに9条をめぐる世論や、論壇の変化に焦点を合わせます。危険性にも向き合いながら、この変化をどうとらえるかが大事だという指摘は納得がいきます。
帰りは、M先生と遭遇。障害児教育が専門の先生の関心はまだまだとどまるようにはないようです。そして、電車のなかでは、Y先生とおしゃべり。そんな一日でした。
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