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2007/09/07

19病院に断られ自宅出産

 このニュースにもあらためて驚いた。産科の医師不足。産めない病院というのはこれまでの言われてきたけど、ここまでというのは。

19病院に断られ自宅出産 昨年7月、大阪市の女性(東京新聞)

 大阪市で昨年7月、産気づいて救急搬送を依頼した30代の妊婦が19病院に受け入れを断られ、病院が見つからないまま自宅で出産していたことが7日、分かった。
 大阪市消防局によると、妊婦は昨年7月24日午後8時10分ごろ、陣痛とみられる腹痛で自宅から119番。かかりつけ産科医がいなかったため、駆け付けた救急隊員が大阪府内の病院に順次、受け入れを要請した。
 しかし「満床」などの理由で19病院が受け入れず、女性は救急車内で待機。陣痛が激しくなり自宅のトイレに戻った際、救急隊員2人の介添えで出産した。母子ともに健康で、約2時間後、受け入れ要請に応じた大阪市内の病院に運ばれた。…

 このケースも、先日と同じでかかりつけ医がいないケースだ。もしかしたら、制度設計そのものにも無理があるのかもしれない。「大阪市で昨年1年間に産科に搬送されたのは2673件で、かかりつけ医がいないなどの理由で救急隊が受け入れ先を探したケースが135件あったという」のだから。医療の制度は詳しくないけれど、命にかかわる制度の根本が問われていることは確かなようでもある。

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