全障研大会
今日は、朝から全障研大会に行って来た。会場は違うが、つれ合いとお出かけというのは、年に数度(笑い)。私は、午前中は、障害者の権利条約と国内法の課題という特別分科会。もちろん、それなりの目的があって参加。昨年末、国連で採択されたこの条約については、このブログでもふれたことがあるが、条文そのものを読んでも(http://www.normanet.ne.jp/~jdf/shiryo/convention/29March2007CRPDtranslation.html)どうも難解で、何を言っているのかよくわからないところがある。もちろん、これは国連の文書に共通したものでもあるんだろうけれど。
世界の人権の発展、そして障害者の権利の発展というなかでの、この条約の意義はわくわくする。同時に、日本国内での障害者の権利の発展の歴史やその到達点に、思いをはせる。課題となってくるような条文の内容はたとえば、「合理的配慮」と「特別な措置」などについては、これまで、よくわからなかったけど、何となく、飲み込めたような気がした。ただ、ものすごくテクニカルな話であるだけに、日本の障害者の権利の歴史のなかで、つかむということをしっかりすることが大事なのかなあなどと、何となく問題意識をもった。あまりにも勉強不足を恥ながら、熱心の討論されていた関係者の苦労や努力に、ものすごく頭が下がる思いとともに、刺激も受けた。
午後からは閉会集会にも参加してみた(これはつれ合いといっしょ)。全国障害者協議会、きょうされんの藤井さんと、茂木俊彦先生の対談。これは面白かった。先の問題意識とからんで、いろいろ考えていた。とにかく勉強不足だなあ。会場で、何人か、いろんな人にあった。
家に帰って、団地の自主防災の会議。その後、夕食。さすがに疲れてしまった。9時からのNHKスペシャル「核クライシス」はちゃんと見なければいけなかったに、半分以上寝てしまった。
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