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2007/08/06

硫黄島 玉砕戦 ~生還者 61年目の証言~

060807_c 去年の夏に放映された、番組。そのときは見過ごした。日中戦争や満蒙開拓団の番組は、話題になったし、見たけど、昨日、再放送されたこの番組もおどろいた。

 太平洋戦争の最激戦地となった硫黄島で何が起きていたのか。戦後61年目にして改めて歴史の光が当たろうとしている。  昭和20年2月から1か月の死闘の末、2万人の日本軍守備隊は援軍や補給を断たれて「玉砕」、その戦いは本土決戦に向けて国民を鼓舞する象徴とされた。しかし兵士たちはどのように玉砕戦を戦い、命を落としていったのか、これまでその詳細が語られることはほとんどなかった。負傷した結果、米軍の捕虜となり、奇跡の生還を遂げた元兵士もいたが、犠牲者への配慮から口をつぐんできたためだ。  今回、捕虜尋問記録をはじめ米軍資料やわずかに残る生還者の証言から浮かび上がった真実。それはいわゆるバンザイ突撃のような玉砕ではなく、兵士一人ひとりが楯となり、米軍の占領を遅らせ皇国に寄与する、という凄まじい持久戦だった。  日米双方の兵士の証言、人が住めない島になった硫黄島の現況、新発掘の資料を徹底取材し、近代戦争の転換点と言われる硫黄島の戦闘の真実を明らかにする。

 あまりにもむごたらしい戦争の実相が明らかにされている。軍隊というものが、ここまで過酷で、非人間的なものなのかは、正直、容易に想像できない。やがて、はじまる生きるための、内部でも争い…。今なお、硫黄島には1万人以上の兵士の遺骨が収集されずにいるという。靖国に神として祀られた彼らにはたして国はどのようなことをしたというのだろうか。

 想像を絶する悲惨がそこにあったからこそ、多くの残存兵士たちは、この実相を語ろうとしなかった。いま、そういう兵士たちが思い口を開いている。もちろん、あの戦争の全容を語っているわけではないし、加害の事実がそこで語られるということではない。しかし、あの戦争と、それをになった日本の軍隊の姿を伝えている。だから、こそ意識的に、そうした兵士の声を聞くべきだし、伝えることも、われわれの世代の仕事だと思った。

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