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2007/07/31

生活保護は権利ではないのですか

 北九州での生活保護打ち切りによる孤独死(餓死)事件で、男性の日記が公表されました。これって。
 政治に関わる人間として忸怩たる思いで、この事件を考えます。私の住む地域の近隣でも、生保裁判がはじまりましたが、あらためて、この生存権と〈貧困〉という問題を、われわれがどう考えるのかについて見詰めなければという強い思いがあります。まず、しかねればならないことです。

男性孤独死は「北九州市の対応不適切」…第三者委が指摘(読売新聞)

 北九州市小倉北区で生活保護を辞退した男性(当時52歳)が孤独死した問題で、市の生活保護行政を検証している第三者委員会の稲垣忠委員長(北九州市立大大学院特任教授)は30日、第6回会合後、記者会見し、「就労先や収入見込みを確認せず、保護を打ち切った市の対応は不適切だった」と述べた。
 男性は昨年12月末から生活保護を受給していたが、市の就労指導を受けて今年4月に辞退届を提出。7月10日、死亡しているのが見つかった。
 稲垣委員長は、「無理やり(辞退届)を書かせ、印まで押させ、自立指導したのか」「生活困窮者は早く死ねということか」などと書かれた男性の日記を一部公開。「精神的に不安定とみられ、本心から自立すると申し出たか疑わしい」と語った。…

36878441 もやいの湯浅誠さんの『貧困来襲』などもいま読んでいます。反貧困の運動は、多重債務の運動の到達をふまえ、あらたな連帯の運動を広げようとしています。私は知らなかったのですが、日弁連なども、昨年10月の人権擁護大会で、これまでの人権のとりくみの弱点として、生保の問題や生存権の問題をあらためてあげ、真摯な態度でこの問題にとりくむことを決議しています。こうした到達点にも、真摯に学ばなければと、つくずく思うのです。

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