中南米はおもしろい
中南米の変化は、やはり圧倒的に注目すべきものがあります。
ただ、この中南米の変化は、残念ながら、新聞ではあまりよくわかりません。私は、研究者の方などから話を聞いたりする機会がありますが、おそらく、日本で、この中南米の変化を知るには、「しんぶん赤旗」を読むしかないのではと思ったりします。この新聞は、この1点だけでも、十分読む価値があります(たぶん、この新聞は「国際面」が、他紙と比して圧倒的にすぐれているといえます)。
たとえば、こんな記事です。
ニカラグア革命勝利28周年 世界は新たな好機 オルテガ大統領 米軍撤退求める中米ニカラグアの首都マナグアで十九日、独裁政権を打倒したサンディニスタ革命勝利二十八周年記念集会が開かれ、二十万人以上が参加しました。サンディニスタ民族解放戦線党(FSLN)は毎年、式典を開いていますが、同党を与党とするオルテガ政権が今年一月に発足してから初めての記念日です。
オルテガ大統領は、「資本主義はわれわれをうまく支配するためによく団結しているが、いま世界は新たな好機にある。中南米とカリブ海諸国や欧州、米国の国民はイラクからの米軍撤退を一致して求めている。新たな勝利に向かって前進しよう」と諸国民の団結を呼びかけました。…
また、こんな記事もあります。
製油所の建設始まる ベネズエラと共同ニカラグアで二十日、同国のオルテガ大統領とベネズエラのチャベス大統領の出席のもと、米州ボリバル代替構想(ALBA)に基づいて両国が共同建設する製油所の定礎式が行われました。
…チャベス大統領は、「帝国主義者はALBAには実体がないというが、皆さんはそれを実際に目にすることになる」と述べました。同大統領は、製油所が完成すれば、原油高騰に悩まされているニカラグアのエネルギー問題が解決するだけでなく、石油輸出で年間七億ドルの利益が見込めると強調しました。
ALBAとは、キューバとベネズエラ、ボリビアが進めている連帯と協力、補完にもとづく地域統合構想のこと。ニカラグアのオルティガ大統領は、就任直後に加盟。IMFの新自由主義から自由をめざし、アメリカの自由貿易圏構想に対抗する動きと言えます。
これだけでも十分注目すべきでしょう!
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