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2007/07/27

知人の転職

 教員をやっていた知人から、転職をしたという葉書が届きました。心理カウンセラーの資格をとり、その方向での仕事をはじまたというのです。意外で、びっくりしました。

 教育現場では、いまのベテランの教師たちの大きな苦悩の一つは、子どもたちとの関係だと思います。もちろん、教師の苦悩には、当局との関係や、保護者との問題など、さまざまあるとは思うのですが、やはり、苦悩の契機になる問題には、子どもの問題が大きいという感じがするのです。
 子どもの指導にかかわっては、教育政策は、大きな揺れを見せています。文部科学省は、この間、やたらとゼロトレランスを強調しています。それをふくめ、子ども指導にかかわるような政策サイドの議論は、あまりにも皮相で、結局、現場の先生たちになんでもかんでも責任をおしつけるような議論の流れになっているとも思います。実際には、子どもの変化は、いい意味、よく考えなければならない点でも、変化は激しいのです。この不寛容という指導方法が、ほんとうに、子どもにとって効果があるのか。正直疑問です。
 ただ、ゼロトレランス自身の議論の仕方も、あまり正しくないように思います。それが実践されたというアメリカの学校、日本の学校の実践の内容は、そんな単純ではないようで、ちゃんとした議論、検討が必要なのだとも思いますが。

 まあ、ゼロトレランスについては、後日、きちんと議論するとして、転職した知人も、きっと教師として、大きな悩みをもつようになり、それが心理学への関心をつくりだしたのだろうなと、何かと想像してしまいます。ほんとに教師って仕事は、いま大変なんだろうなと。

 新しい仕事で、大いにやりがいを感じてほしいものです。

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