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2007/06/01

教育再生会議 第二次報告 その本音は?

 教育再生会議の第二次報告が発表された。「社会総がかりで教育再生を・第二次報告~公教育再生に向けた更なる一歩と「教育新時代」のための基盤の再構築~」と題する報告は、ここにある。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku/houkoku/honbun0601.pdf
 審議の経過は、なかなか表に出さずに、報告のそのものを発表直後に、HPで公開するところが、この報告のうさんくささをあらわしている。
 報告の全体的な検討はおいおい書き込んでいくにしても、出されたものを読んでみての感想をいうとするならば、当初予想されていたものより、だいぶトーンは落ちている。政府の公式の政策としてすすめていくつもだなのだから、内容にある意味での正統性や説得力が必要になる。そこで、官僚的な文章になるという典型的なパターンだ。しかし、だされた意見を反映しなければならないのだから、内容は整合性のない、矛盾だらけのものになっていく。たとえば、学校現場の創意工夫による取組を支援すると言いながら、「早寝早起き朝ごはん」などは、実状を無視してスローガン化される。大学の充実を語りながらを産業のテコにする姿勢は貫かれているし、教育予算の確保をいいながら、結局は、効率的な支出、つまり競争による活用を全面に出す。

 ただ、必要以上に美辞麗句が並べられている。学力テストについて、「学力不振校に改善計画書を提出させ、その改善方針を受け、国、教育委員会は、予算、教員定数、人事面での特別の支援を行う」などなど。
 審議の内容を分析しながら、実際の政策化の段階で、どのように具体化されていくのか、その本音をさぐることが求められそうな内容にもなっている。学力・規範意識というものを全面に出しながら、一定の教育内容に誘導していく意図、新自由主義的な「選択」と「効率」などが見え隠れする内容。対応していくのは学習指導要領の改定か? 説得性のあるアンチ・テーゼを展開するためにも、よく研究する必要がありそうだ。

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