『諸君』の変身?
この2カ月、『諸君』が変わった? 先月は、「慰安婦」問題をめぐって、荒井信一、大沼保昭、秦郁彦の座談会――中身は意味不明だったけど(笑い)。そして、今月が、何と、「安倍政権、墜落す!」と題して、国正武重(政治評論家)/田勢康弘(早稲田大学大学院教授・日本経済新聞客員コラムニスト)/伊藤惇夫(政治アナリスト)の座談会。だいないの感じは、『論座』の線? 内容は、この3人にしては、というようなもの。かなりがっかりの内容だけど。
でも、気になるのは、『諸君』の一種の変身。もちろん、雑誌全体としては、相変わらずの内容だけど、明らかにバランスをとろうとしている。つまり、一直線で、「靖国」派とはいかないという、保守陣営の矛盾の一つのあらわれだろうか。まあ、いろいろ考えさせられる『諸君』の変身である。
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