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2007/06/21

“集団自決”62年目の証言

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 今日のNHKクローズアップ現代は、沖縄戦の特集でした。

“集団自決”62年目の証言~沖縄からの報告~

 太平洋戦争で激しい地上戦の舞台となった沖縄。アメリカ軍の上陸後、多くの住民が日本軍から渡された手榴弾などで自決を図った。これまで集団自決は日本軍によって強いられたとされ、教科書にもそう書かれてきた。ところが、この春、高校の日本史の教科書検定で、大きな修正が行われた。集団自決をめぐる記述から「日本軍の強制」に関わる言葉が削除されたのだ。一昨年、起こされた裁判の中で、当時の部隊長が「自分は自決を命令していない」と主張していることなどが、その背景にある。この修正に対して、現地沖縄では、撤回を求める声が相次いでいる。集団自決の実態を掘り起こそうと住民の手で聞き取り調査も始まっている。これまで固く口を閉ざしてきた住民も、ようやく自らの体験を語り始めている。未だ癒えることのない人々の痛み。集団自決を巡って、何が起きていたのか。沖縄戦から62年となるの慰霊の日迎える沖縄から報告する。(沖縄平和祈念公園から中継)

 現在の沖縄戦研究で、明らかにされていることは、沖縄に進駐してきた日本軍の手によって、軍民一体、共生共死ということが強調・宣伝・教育され、米軍が上陸したら、日本軍とともに玉砕するように指導されていたこと。こうしたなかで、軍の手によって、手榴弾が配られていたことだ。こうしたなかで、おこったのが集団自決であるということ。
 教科書の調査官は、こともあろうに、こうした日本軍の沖縄の民衆への支配的な位置と、その結果としての集団自決への日本軍の誘導・強制をあきらかにした林博史さんの『沖縄戦と民衆』という本をもって、軍の強制はなかったとしていること。座間味の自決で、部隊長が直接、命令した事実がない可能性があることだけをもって、こう主張するのだ。
 番組では、林さんや、沖縄県史の編集者である大城将保さんが、現在の沖縄戦研究の到達点や、沖縄における現在の認識を語っていた。いい番組だった。

 さて、ここで、この教科書の検定の問題についての沖縄の批判について安倍首相が語った「沖縄戦は大変な悲惨な戦いだった。地域の住民を巻き込んだ激戦があった中、そういう気持ちになることについてよく理解できる」という発言。沖縄タイムズは、この発言について、「 『自分たちで自決したとは考えたくなくて、軍命があったと思い込もうとしている』とでも言いたいのだろうか。この表現からは、どうしてもそういう空気が伝わってくる」と批判する。

 はたして、安倍首相は、沖縄の歴史のどんな知識をもち、発言しているのだろうか。これ一つをとっても、僕は、この人を許すことはできないと思っている。

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コメント

自由主義史観研究会の木村と申します。私達は6/21放送の「クローズアップ現代」用の取材依頼を受けました。NHKは‘双方の主張を紹介したい’ということだったので協力しました。が、梅澤元少佐と赤松大尉の無実を主張する私達の意見や証言は、ことごとくカットされておりました。

私達は放送にあわせて急遽、沖縄集団自決特集をアップしました。よろしかったらお読みください。

http://www.jiyuu-shikan.org/tokushu.html

番組では私達の団体名すらマトモに紹介されなかったので、コメント欄からお知らせする以外に手段がなくなってしまいました。御迷惑でしたら、削除なさってください。最後までお読みいただきまして、有難うございました。

投稿: 自由主義史観研究会WEB担当 | 2007/06/22 04:25

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 この21日に放送されたクローズアップ現代は、沖縄戦における「集団自決」を取り上 [続きを読む]

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