公明党のマニフェスト
民主党のマニフェストを批判したので、やはりちゃんと公明党のマニフェストを批判しないといけません。
重点公約は、http://www.komei.or.jp/news/2007/0615/9051.htmlです。
ところが、この日の新聞報道は、「公明党は14日、憲法改正に関し『3年後を目途に加憲案をまとめることを目指す』と初めて明記した参院選のマニフェスト(政権公約)を発表した」とあります。HPには加憲も憲法の言葉もありません。どういうことでしょうか。
政策の全体を見ても、増税、庶民負担、福祉の切り捨てを政権党としてすすめてきて、ちょっと掲げる内容には無理があるというのが誰の目でもあきらかでしょう。たぶん、今度の選挙は、公明党にとっても、矛盾に満ちた選挙になるでしょう。そういうときって、何かやるんだよねこの党は…。
ついでに、憲法の話題を1つ。
改憲版「9条の会」設置を=自民・中山氏(時事通信)自民党は15日午前、党本部で憲法審議会を開いた。会長の中山太郎元外相は「有権者、支援者に新しい国の造り手になってもらうために国民投票法の会を(衆院の)小選挙区ごとにつくる必要がある」と述べ、憲法改正に向けた国民運動を盛り上げる組織を設置すべきだとの考えを示した。作家の大江健三郎氏らが結成し、改憲反対の運動を展開している「9条の会」に対抗する狙いもある。
中山さんは、異常なほど、9条の会を意識しているですよね。9条の会は、この6月で、結成3年です。まだ、三年でこの規模での運動になりました。大いに確信をもって、改憲派に対抗したとりくみをすすめたいものですね。
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