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2007/06/16

「慰安婦」否定派の憂鬱

 つくずく、この「慰安婦」問題で、その歴史的事実を否定しようと考えている人たちは憂鬱なんだろうなと思ってしまう。今日のwebでは、だいたい、ワシントンポストの広告の内容が判明している。産経デジタルによれば、「事実」と、題されたその広告では、(1)慰安婦の募集をめぐる「狭義の強制性」の否定(2)不当な募集を行った業者の処罰(3)インドネシアでオランダ人女性を強制的に慰安婦とした事件の処罰(4)元慰安婦らの証言に対する疑問(5)慰安婦の待遇-の5点を「事実」として挙げた、という。そして、「慰安婦はセックス・スレーブ(性奴隷)ではなかった」と主張。公娼(こうしょう)制度は「当時の世界では普通のこと」としてしているという(朝日新聞)

 その反論は、昨日、示した資料では、かなりはっきりしていると思うのだが、面白いのは、先日、産経の「正論」欄にのった岡崎久彦氏の一文。「安倍総理訪米と慰安婦問題の行方 」と題されたこの文章では、アメリカでは、「強制の有無などは問題ではない。慰安婦制度そのものが悪なのである」として、「慰安婦制度を持ったことは女性の尊厳を傷つける人権無視の行動として謝罪すればそれで良いのである」としている点。岡崎氏の、論点そのものは、正しいと思えない部分が大半だけど、現在の日本の人権感覚のお粗末さは、指摘通りだと思う。かの広告も、火に油をそそぐとしか思えないのだが。アメリカからの批判が、彼らの矛盾をいちばん拡大する?
 「慰安婦」否定派の人々の、深い憂鬱があるのである。

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