« 「靖国」派の抱える矛盾か?? | トップページ | 視点 »

2007/06/02

武士の一分

41igivhd4pl_ss500_ 山田洋次監督の佳作である。この三部作はどれもよくできているとは思う。
 武士の一分とは、武士の誇りと言うことではない。結局、踏みにじられた妻の思いの復讐であり、人間が人間としてふみにじられることへの怒りである。それは共感できる。が、物語が単調で、苦悩に厚みが伝わらない。三津五郎がなんとももったいない。
 武士の一分が人間の一分に昇華しないのだ。
 あとやっぱりキムタクはキムタク。キムタクが強すぎて役にならない。まあ、いい映画ではあるんだけど。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

« 「靖国」派の抱える矛盾か?? | トップページ | 視点 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 武士の一分:

« 「靖国」派の抱える矛盾か?? | トップページ | 視点 »

無料ブログはココログ
2025年6月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30