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2007/05/25

教育再生会議 第二次報告の発表へ…

 今日の朝刊には、教育再生会議の第二次報告の骨子が掲載されている。もちろん、再生会議のHPには何も出されていない。再生会議が非公開である以上、その運営委員会なるものも非公開ですすめられている。世論を気にして、新聞社にリークされるということだろうか。

学校に理不尽な要求する親、教委が対応 再生会議(朝日新聞)

 政府の教育再生会議(野依良治座長)が来月初めにまとめる第2次報告案の概要が明らかになった。問題があるとされる保護者の対応に教育委員会が乗り出すなど「親」への対策を打ち出しているのが特徴だ。ただ、緊急提言を見送った「子育て指南」については、子育て支援策の拡充にとどめた。6月にとりまとめる政府の「骨太の方針」に盛り込む。
 報告案の概要によると、課題を抱える子どもだけでなく、保護者への対応で困っている学校を支援するため教育委員会に「学校問題解決支援チーム」(仮称)を新たに設置。チームには警察官OBや弁護士、臨床心理士などが参加し、学校に理不尽な要求をするいわゆる「モンスターペアレント」と呼ばれる親の対応にあたる。教委を「指導」から「共に考え、支援する」立場に転換すると提言している。 …

 夕方には、もう少し個別の論点が、報道される。

道徳に検定教科書…再生会議(読売新聞)

 政府の教育再生会議は25日、現在、小中学校で正式な教科でない「道徳の時間」を、「徳育」として「特別な教科」に位置づけ、国の検定教科書の使用を求める提言を打ち出すことで大筋一致した。
 現状では、学校現場で道徳教育の徹底が十分でないとして、検定教科書の使用による充実が必要だと判断した。6月1日に安倍首相に提出する予定の第2次報告に盛り込む方向だ。…

 第一次報告も、そのまま、教育三法につきすすんでいった。第二次報告の意味も小さくはない。しかし、その内容は、ほんとうに、議論を多角的にすすめる必要はないのか。

 このブロクで何度も書いていることだが、一方的な「道徳」の押しつけは、子どもを危機的な状態に追いやりかねない。もちろん、道徳と言うことが一般論として大切であることは否定できない。ならば、いま、必要なのは、国民の間での議論ではないか。それをどう促進するかということが、為政者に求められることではないのか。
 非公開で、うさんくさいやりかたで情報が出される、こうしたすすめ方は、議論のあり方そのものが問われているのではないか。

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