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2007/05/22

誰がどのように世界標準をねじまげるのか

 朝、新聞をめくると、まずこんな記事が目に入った。

「最低賃金上げは失業増もたらす」 規制改革会議が意見書(東京新聞)

 政府の規制改革会議(議長・草刈隆郎日本郵船会長)は21日、格差問題の解決に向けた労働法制の見直しを求める意見書をまとめた。意見書は、安倍政権が検討している最低賃金の引き上げについて「不用意に引き上げることは、その賃金に見合う生産性を発揮できない労働者の失業をもたらす」と慎重な姿勢を示した。
 同日、記者会見した規制改革会議の福井秀夫委員(政策研究大学院大学教授)は最低賃金引き上げについて「雇用が継続された労働者の生活が向上するメリットがある一方、上げ幅に見合った生産性を達成できない労働者に失業をもたらす副作用があることに配慮すべきだ」と述べた。…

 意見書の本文は、ここにある。http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/publication/2007/0521/item070521_01.pdf

 そもそも、日本の最低賃金は先進国のなかでも異常に低い。最低生活を保障する賃金であり、同一労働同一賃金が世界標準であるとしれば、なぜ日本では、こうも簡単にこの基準がねじ曲げられているのか。非正規雇用が拡大し、この最低賃金そのものも心許ない状態にある。
 規制改革会議の議論は、その構成からいっても財界が中心である。経済諮問会議も民間委員という名で、財界の意見が反映する。そこには専門的な論議や世界でどのように論議されているのかは、蚊帳の外に置かれている。

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